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筋萎縮性側索硬化症 Q&A

リハビリはなぜ必要なのですか?
人間の筋肉は使わないと衰えていきます。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症すると運動機能に大きな障害を生じるため、リハビリにより筋力を強化することで、運動機能を維持することが大切になってきます。個人差はありますが、積極的にリハビリに取り組む患者さんほど、症状の進行を抑えることができるといわれています。ただし、過度なリハビリはかえって症状の悪化を招く恐れがあるので注意が必要です。鍼治療は一定のリハビリ効果もあります。
予後について教えてください。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)はかなり病状の進行が早く、発病からの平均余命は、3.5年だといわれています。
ただし、予後には個人差が大きいので、10年以上生存できるケースもあります。予後を改善するためには、病状に応じた適切な治療が重要です。鍼治療は予後を改善させるうえでも非常に有効です。
治療法は?
残念ながら、現在のところ筋萎縮性側索硬化症(ALS)の根本的な治療法は発見されていません。
治療は症状の進行を抑える、緩和することを目的に行なわれる対症療法が主になります。治療として鍼灸治療は非常に有効なので、現在一番お勧め出来る治療となっております。具体的には、筋肉の痛み、痙攣を抑える、運動機能を高める(リハビリ)、呼吸を助ける、 などの対応がなされます。
鍼灸治療で治りますか?
前項にもある通り、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の根本的な治療法はなく対症療法が主になります。
また、鍼灸治療が有効なのは早期発見出来た方が対象となります。残念ながら麻痺がかなり進んでしまっていると鍼で戻すことは出来ません。
適応範囲としては、自立歩行可能な方・言語機能が保たれている方・胃瘻オペ前までとなり、鍼で可能なのは神経伝達を促して、動きをつけることとなります。
萎縮が進み拘縮してしまっているとその部分は外し、治療可能な部分にしぼって治療致します。
早期治療に間に合えば、治療後は力が入るようになります。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は遺伝しますか?
筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症する原因は特定できていませんが、患者全体の5パーセントから10パーセントに、遺伝による発病が認められています。 遺伝性の病気としてはかなり確率が低いものの、近親者に発病者がいる場合は遺伝子検査を受けることをおすすめします。

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