花粉症 Q&A
- 花粉症の良い治療法教えて - 私は花粉症と診断されており、毎年春になると3、4月頃は特に鼻炎の症状に悩まされます。 
 とにかくクシャミが立て続けに起こり、花水が止まらないのです。いつもこの時期は頭の前方が重くて常に鼻が詰まっている感じがします。そして喉の奥のほうまでかゆくなるようで気持ちが悪いです。- 私は幼児期からアレルギー体質で、食品の種類によっては皮膚に発疹が出たり発熱したり、おなかをこわすこともあります。腹痛や吐き気が強く、深夜に救急病院に運び込まれたこともありました。 
 さらに、これも毎年のことなのですが、秋になればその季節の終わり頃から、喘息の発作が起こります。医師からは決定的な治療方法はないというように宣告され、毎日とても憂鬱です。このまま一生改善の見込みも無く過ごしていかなければならないのでしょうか?
 何か他に良い治療方法があれば、是非教えてください。- 京都府 M・J 21歳 女性 
- 内分泌ホルモンバランスを整え、水分代謝、血液循環を調整して抵抗力をつける。 - アレルギー性疾患によって、相当つらい日々をお過ごしの様子ですが、このアレルギーと言うのは、生体内での抗原抗体反応が免疫(生体防御)としてではなく、病的な現象となって現れたものを指します。 - アレルギー反応には広義的に即時型アレルギーと遅延型アレルギーに分類されますが、じんましんや、アレルギー性鼻炎、気管支喘息などはすべて血中抗体を介するもので、前者に属します。 
 花粉症というのは、特定の季節に鼻水や流涙などアレルギー性鼻炎の症状が現れることが特徴で、花粉がその主な原因とされています。- 中医学では、こうしたアレルギー性鼻炎などの症状に対しては身体の「水毒」(体液の循環・代謝障害)による変調という見方をして治療を進めます。特に内分泌ホルモンのバランス、水分代謝を整え、血液粘度を正常に改善させることで循環調整を行い、身体内部から抵抗力をつけていくことが大切です。 - 養生法としては、特に食事に配慮し、毎日新鮮な野菜や果物を十分に取ること(ビタミンCは不可欠)。そして血液・体内水分浄化のため、熱いジャスミン茶を欠かさず、多めに飲むように心がけること。 
 睡眠不足に注意し、夜更かしや過労を避けてください。- 鍼灸治療では、賛竹・迎香・風池・天柱・足三里などが身体の状態によって使われています。鍼灸の利点として、副作用が無い治療になります。 
 薬アレルギー・薬恐怖症の人には絶大な信頼を得ています。
 そして当院ではその安全性・衛生面も確約できますので安心して御来院ください。


