網膜色素変性症の進行を抑えるためには、日頃から目に対するこまめなケアが大切です。特に屋外では、直射日光が網膜に負担をもたらすので、サングラスの着用が推奨されています。ただし、一般的なサングラスでは紫外線を防ぐことができないため、網膜色素変性症の患者さんは「遮光レンズ」という特殊なレンズを使用したサングラスを使用する必要があります。
遮光レンズは眩しさの原因となる短波長も防いでくれるため、明るさに敏感に反応する患者さんにもよりクリアな視界をもたらしてくれます。遮光レンズにはカラー、厚さをはじめとして様々な種類が存在します。自身の症状に合わせて適切なレンズを選ぶようにしてください。できる限り医師からアドバイスを受けるようにしましょう。サングラスの購入に際しては、補助金を受けられる可能性があります。この点も含めて医師に確認しておくことをおすすめします。
網膜色素変性症の患者さんは、サングラスに加えて外出時は帽子を着用されている方が多いようです。日中の遮光はもちろん、夜間は車のヘッドライトなどから目を守るために役立ちます。以上の点を踏まえると、帽子はつばが大きく、深くかぶることのできるものが良いといわれています。
視覚障害が進行している患者さんについては、白杖の携帯が推奨されます。白杖は障害物を察知することによる安全性の確保、ドライバーや他の歩行者への注意喚起を促します。購入に際しては、遮光レンズと同じく補助金を受け取ることができます。

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