網膜色素変性症のような難病に罹患されると、名医を求めて全国の病院を行脚される患者さんが少なくありません。確かに、難病と闘ううえで名医の存在は非常に重要ですが、次から次に医師を換えるいわゆる「ドクター・ショッピング」はおすすめできません。というのも、網膜色素変性症は経過観察が重要であり、長い闘病生活の中でよきアドバイザーとなってくれる医師の立ち位置が肝要であるためです。短いサイクルで受診先を換えると、的確に病状を把握できる人間がいなくなるため、むしろ弊害の方が大きくなります。複数の病院を訪れてセカンド・オピニオンを持つのは良いことですが、最低1人は「かかりつけの医師」として、定期的に訪れる病院を決めておくことが大切です。
名医(専門医)は、医療的な技術が優れていることはもちろん、人間的な資質として「患者目線」の立場を取ることが必須の条件となります。その意味において、印象や人柄、話し方なども大きなポイントになります。「この人になら安心して治療を任せられる」と思えるような、信頼の置ける医師のもとを訪れましょう。
疑問に思うことや不安な点などがあれば、遠慮せずに質問してみましょう。いかに親切・丁寧に質問に答えてくれるか、どれだけ時間をかけて説明してくれるか、基本的なことですが、医療の現場ではコミュニケーションが重視されなくてはなりません。名医(専門医)には人好きのする性格・人柄の持ち主が多いといわれますが、その所以は、患者に寄り添う献身的な姿勢にあるといえるでしょう。
当院では年間何百人という治療実績があり、色々な患者さんが色々な事を質問されるので一通りの事は答えられると思います。安心して御相談下さい。

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