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膝関節痛

膝の鍼灸治療膝(ひざ)が痛くて階段の上り下りがつらい、あるいは立ったり座ったりする動作で痛みやはれが出てくるという方のほとんどに、膝関節部の変形が見られます。軟骨や半月板の損傷などで関節の不安性が欠けると、バランスを保つために周囲の靭帯や筋肉にも余分な負担がかかり、疲労によって萎縮、硬化を起こしやすくなるのです。
  関節が弾力性を保つためには、常に適度の潤滑油的な水分が必要です。関節部の血液循環を高め、十分な栄養を補給することが、磨耗などの進行を食い止める大切な条件です。中医学的に見た場合、膝関節痛を起こしやすいタイプは、常に体が重だるい(特に足、腰)、水太りしやすい、汗をかきやすい、疲れやすいなどの症状を持つ方々です。
  今回は膝の痛みを解消するツボをいくつか紹介しましょう。まず「内膝眼(ないしつがん)」と「外膝眼(がいしつがん)」。一対になっているツボです。膝を曲げてイスに腰掛け、膝の皿のすぐ下の内側にできるくぼみの中にあるのが前者、外側のくぼみの中にあるのが後者にあたります。
  これらのツボは膝痛はもちろん、慢性関節リューマチや変形性膝関節症などの治療や、膝関節症などで水がたまった場合にも効果があります。また、指圧以外に施灸でも効果的です。

膝のツボ

「委中(いちゅう)」は、うつぶせで膝を伸ばした状態にある患者の膝の後方にある横じわの中央部に位置しています。このツボを指圧、マッサージする場合は軽くなでる程度で十分効果があります。強く刺激しないように気をつけながら施術してください。

「陰陵泉(いんりょうせん)」は足の内側で、膝のすぐ下、ちょうど出っ張った太い骨に触れる直前部に位置しています。

なお、自宅などで治療を行なう場合、太ももの前面部分にある大腿四頭筋という筋肉をリハビリなどで強化させることも、膝関節疾患を改善させる有効な手段の一つです。是非実行して頂きたいと思います。
  ツボ治療は中国医学の代表的存在。体質や症状に合わせて選穴し、特殊なツボも組み合わせることで、頑固な痛みも解消可能です。

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